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2012年1月27日(金曜日) 「力強さ、シャープ感、シンプル」 デザインの方向性にはいろいろありますが、もし野球ユニフォームのデザインにとって大事な3つを挙げるとなったら、力強さ、シャープ感、シンプルではないかと思います。 力強さは線を太くすることや直線的であることで表現でき、シャープ感はその逆に線の細さや滑らかさで増してきます。この2つと対局にあるのがシンプルで、単純で装飾が少ないほど良さが出てきます。 2012年1月26日(木曜日) 「曲線だけでも、直線だけでも」 シャツ型でもマーク書体でも言えることとして、そのデザインが曲線だけで形成されていても、直線だけで形成されていても、面白み・深みが薄らぐ傾向にあります。 曲線が主体だけれど、所々に直線があると、ふにゃふにゃ感がおさえられ、スタイリッシュ感が出てきます。直線が主体だけれど、所々に曲線があると、稚拙感がおさえられて、洗練さが増してきます。 もちろん計算され尽くした曲線だけ、あるいは直線だけのデザインもまた素敵です。 2012年1月25日(水曜日) 「シャツはいかに逆三角形か」 男性向けのシャツ・デザインをかっこよく見せるには、逆三角形を意識することです。怒り肩で、胸が張っていて、胴がくびれている。そういう風に見えるシルエットやパーツ構成が大事です。 2011年12月26日(月曜日) 「あえて脇役のシャツ」 野球ユニフォームの主役は胸マークです。胸マークは単にシャツの柄というだけではなく、チームを象徴するロゴマークだからです。胸マークはシャツの単なるパーツではありません。他のスポーツと比べてみても、とりわけ他のプロスポーツと比べてみると、胸にしっかりチームのロゴマークが入っている(スポンサー名ではなく)というのは、野球ユニフォームが誇れる伝統と言えます。チームを象徴するロゴマークを引き立てつつ、さらにそのチームらしさを伝えるのがシャツ本体の役目と言えます。遠くから見たときには残念ながらロゴマークというのははっきり見えません。そんな時でも、シャツ本体のカラーやデザインは、印象深いものです。存在感はチームロゴに、雰囲気はシャツ本体に。 2011年11月29日(火曜日) 「白シャツが増えている」 野球ユニフォームのシャツと言えば、ホワイトを抜きには語れません。ホワイト無地のチームはたいへん少ないですが、切替シャツ(コンビネーションシャツ)ではアクセント色としてホワイトが入っていることが多いです。たとえば主ブラック*副ホワイトといった具合です。サブカラーにホワイトを入れるのは無難と言えば無難なのですが、とりわけ物を作るメーカ側にとっては多くのチームに対応できるカラーなので、しかし、ホワイトというのは色が無いわけではないのです。ホワイトという色があるのです。せっかくの切替デザインでも、ホワイトが入ることによって、チームカラー度が薄れてしまうケースもあります。 また、夏場の暑さを和らげるには、ホワイト主体のシャツが役立ちます。有色シャツとはちがって、蓄熱しにくいからです。ここ2〜3年その認識が広まっているのか、ホワイト主体の注文が増えている傾向にあります。ただし、白1色では面白みに欠けるということで、アクセント色として黒や紺それぞれのチームカラーを採り入れるケースが多いです。 2011年10月31日(月曜日) 「勝つ色」 色には、比べられた時に、目をひく色とそうでない色、勝つ色と負ける色があります。 たとえば金と銀を比べてみた場合には、金の方が目をひきます。胸マークに金色を使い、胸番号に銀色を使うと、胸マークの方が目立ちます。胸マークと胸番号の重要性を比べると、胸マークの方が大きいので、胸マークが金色、胸番号は銀色というのは妥当な配色です。けれど、胸マークが銀色、胸番号が金色と逆の配色になると、今度は胸番号の方に目がゆきがちです。パーツとしての重要性と、視覚効果としての力が逆転してしまうわけです。 色の視覚的な優劣というのは、たしかに色の締める面積・形・位置の影響も大きいのですが、マークのフチ部分のように小さくても十分な影響をもたらします。胸マークが白*黒フチで、胸番号が白*金フチだった場合、胸番号の方に注意が行ってしまいがちです。 2011年9月30日(金曜日) 「こだわった色味」 人びとの記憶に残るようなアイテム、アイコンというのは、色とともに語られることが多いです。カラーというのは野球チームの印象づけにもきっと大切です。単にレッドが自分たちのチームカラーだというだけでなく深みのあるレッドであるとか、単にブルーではなくやや緑がかったブルーだとか、そういった微妙ですが大切こだわりをユニフォームに込められると、より愛着が湧くと思います。色にこだわっているというよりは、色にまつわる物語が生まれてくるといった方が適切かもしれません。 技術的には、ウェアの生地色として採り入れることはまず不可能ですが、マーク部分ならば微妙な色合いも表現することが可能になっています。 | ||
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